「閉経したら健康診断で軒並み引っかかるようになった」
先日、健康診断を終えた同僚の言葉です。
彼女は再検査になったようで、勤務の調整に忙しそうでした。
最近、生理の感覚が空いてきた私も人ごとじゃありません。
ふと気がついて、納豆や厚揚げにお醤油を入れるのをやめてみました。
入れるのは薬味のねぎだけ。
焼き魚も醤油をかけないことに。
その日の魚はホッケでした。
いつもは、少しだけ醤油をかけます。
白身魚の甘さと醤油のしょっぱさがたまらない。
あと、白いご飯。
お魚、ご飯というのが私の幸せだけど。
お醤油かけないだけでどのくらい変わるんだろうか。
食べてみると、どれも味がない。
納豆も豆腐も味気なく感じました。
納豆はネギと納豆の味。
厚揚げは厚揚げとねぎの味しかしません。
お醤油をかけていないので、当たり前です。
ホッケも身の甘さばかりで味にしまりがありません。
これじゃ、ご飯も進まない。
なんだか、悲しい。
せっかく楽しみにしていた食事が残念な時間になってしまいました。
でも、やってみて気が付いたことがあります。
わたしはお醤油の味を楽しみにしていたことに気が付きました。
納豆の味が好き、と思っていましたが、私が愛していたのは付属のたれだったのではないでしょうか。
焼き魚も、お醤油がかかったお魚の味が好きだったのでは。
夏のはじめにイワシの丸干しを欲していたことがあります。
もしかしたら、あの塩分が食べたかったのかも、と思いました。
汗をかくようになったこともあるかもしれません。
最近はそんなに食べたいと思わないんですよね。
イワシの丸干し。
涼しくなったからかな。
あと、調味料のしょっぱさがご飯を増進させていたことにも気が付きました。
わたしの食事は調味料(塩分)にずいぶんと依存しているんだわ。
ショックのうちに初回を終えました。
自分で思っていたよりも悲しい食事でした。
どうしよう、続ける?
継続するか悩みました。
でも、いつもと違うことをしていろんなことに気が付けたのが面白かった。
せっかくなので、続けてみることに。
今日はとろろとひきわり納豆をまぜてみました。
試しに調味料を入れなかったのですが、普通に食べられました。
薬味のねぎは入れましたし、刻みのりも入れました。
とろろはお芋独特の甘みとコクがあります。
だからかな。
お醤油を入れなくてもおいしく感じたし、そんなに寂しい味ではありませんでした。
調味料をかけないことに慣れたのかもしれません。
最初はとても悲しくなったけど、今回はそこまでじゃありませんでした。
また、素材の味を感じようとする余裕も出てきました。
あと、たまに忘れて調味料をかけてしまうことがあります。
それはそれで得した気分になります。
「おー調味料うまい」
思わず声に出していってしまうほどです。
これが、どのくらい効果のあることなのかわかりません。
でも、おもしろいので続けてみたいと思います。
試しにお醤油やめてみた お豆腐 納豆 焼き魚