来年はヘビ年です。
千葉県長生郡にある白子神社にやってきました。
白子神社の歴史
白子神社の創始は平安時代の永承3年(1048年)です。
その後大治元年(1126年)に里人が浜にやってきた白いカメに白いヘビを見つけます。
里の人が「神様ならばこの潮を汲むひしゃくにお乗りください」と申し上げると、へびがゆっくりと登り始めます。
里の人はへびに霊力を感じ祀りました。
その後、白子町では悪い病気や災害が相次ぎ、神社が白子町関の南白亀台(なばきだい)に移転します。
それから900年の間、近隣の12村の鎮守として大切に守られてきました。
江戸時代には正一位白子大明神の神号を賜りましたが、神仏統合で現在の白子神社に名前を変えました。
参考:白子神社 HP
境内のカメとヘビ
境内にはいたるところにヘビさんやカメさんがいらっしゃいます。
おだやかなお顔に、思わずこちらまでにっこり。
本堂のわきにいる撫で蛇様もお顔がひょうきんです。
白子神社の神様なのに、愛嬌のある表情がとても親しみやすいです。
人間を思いやってくれる、優しい神様なのかな。
容姿端麗に女神さま
境内には女神さまを祀る天照大神(あまてらすおおみかみ)神社もあります。
容姿端麗(イケメン)を祀った 面足(おもだる)神社です。
面(顔)が足りる=イケメンということなんでしょうか。
美人だったらな、スタイルがよかったらな、というのは誰もが一度は思うもの。
おもしろいな~と思いました。
江戸時代に造られた本殿
宝歴8年(1758年)から再建された現在の本殿は彫刻が見事。
柵の間から覗き込み、見入りました。
御神水はご自由に
手水舎の裏側には御神水があります。
蛇口で自由に汲めるようになっているので、持参した水筒にいただきました。
そのほか、境内にはアマビエ像や願い子を込めて撫でる御力石(おちからいし)がありました。
御力石(おちからいし)(心をこめてなでて下さい)
一、東側の石
五十二貫石
(一番力のある縁結びの石)
二、真中の石
二十五貫石
(女石=俗に美人になる石)
三、西側の石
四十一貫石
(始終一貫心を込めて祈願する)
親しみやすい神社でいろんなお願い事を引き受けてくれる。
庶民的で優しい空気に満ちた神社でした。
年末年始はきっと混むんでしょうね。
次回は購入したお守りやおみくじについて書いてみたいと思います。
それでは また☆