群馬県

立ち込める霧は歓迎のあかし 榛名神社 群馬県 高崎市  

榛名神社

十数年ぶりに榛名神社に来てみました。
前回きたときには霧が立ち込めていて、濡れ細ってしまいました。
おまけに団体さんの中国語が飛び交っているし、混雑していてなかなか進まない。
暗い、寒い印象しかありませんでした。



今回はぴっかぴかの晴天で。
気分も上がります。
赤いもみじも真っ赤に色づいてました。





双龍門です。
彩色がないので地味に見えますが、扉には龍の彫刻があります。
天井には雲龍画があるそうです。
工事が終わったばかりで見事な彫刻を見ることができます。
龍の彫刻もアクリルで保護されていました。




本社・幣殿(へいでん)・拝殿は残念ながら保存修理工事中でした。
また、工事が来る頃に訪れたいと思います。



ふと、上を見上げると変わった形の岩があります。
岩の上にまた、岩が積み上げられているような不安定な形です。
よく見ると、神社でよく見る和紙がつけられています。
あれは、どうやってつけたのだろう?
登ったりするのかな?
あそこまで登るなんて。
修行でもそんなことしないよね?
考えただけでぶるぶるです。

本社の向こうに見える巨大な岩




榛名神社は巨岩、奇岩がたくさんあります。
双龍門の両脇にあった岩も大きかったし、境内に入る前にもいくつかありました。
境内からはるか向こうにも奇岩がありました。
巨岩・奇岩ができやすい地質なんでしょうか。
こんなに大きな、変わった形の岩があったら、拝みたくなります。
そりゃあ信仰も生まれるだろうな、と思いました。



赤城山、妙義山と並ぶ群馬三大神社というのもわかります。



お参りを済ませてから、おみくじを引きました。

榛名神社のおみくじコーナー(2024年11月撮影)



「おみくじは参拝後にお引きください」と張り紙があったので、
「そうそう、そうですよね」マナーを守ったつもりです。
わたしもつい、おみくじが楽しみすぎて、お参りの前に引いてしまうことがあります。
気を付けないと。



わたしは水みくじを引いてみました。
参道にあるご神水にひたすと文字が浮き出てきます。

榛名神社の水みくじ



画像では文字は読めませんが、水に浸すとちゃんと出てきます。
おみくじを回収してくれる場所もあったのですが、記念に持ち帰ってきました。




榛名神社の御神水は雨ごいに効果があったようです。
各地から御神水を求めて信者たちがはるばる訪れました。



榛名神社HP



前回、榛名神社を訪れた時の濃霧は、もしかしたら歓迎されていたのかもしれません。
もうずいぶん前のことでうろ覚えですが、迷える時期でありました。
わたしを潤わせてくれた濃霧。
浄化だったのかもしれません。



しかも、傘のない私が濡れすぎないように手加減してくれた?
得意技での歓迎も、受け取る心のない私には届かず。
残念な思いでとして記憶されていました。



今回の再訪は榛名神社の素晴らしさを存分に体験できました。
またぜひ訪れたいと思います。



それでは また☆

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