5年ほど前、ステンレスラックを購入しました。
キッチンのオーブンやコーヒーメーカー、ゴミ箱の収納に使っています。
購入時には、どこの会社のものにするか迷いました。
エレクターとルミナス
迷ったのは2種類の会社の製品です。
エレクターとルミナス。
どちらのメーカーを購入するか迷いました。
エレクターはステンレスシェルフの老舗メーカーです。
主人が20年以上前にステンレスラックを購入したのもエレクターでした。
5年ほど前、キッチンのラックを検討した時。
使えればよいと思ったので、価格の安いルミナスにしたんです。
調べてみると、軽く3~4倍程度の価格差がありました。
こだわりがあるわけじゃないし、安い方がいいよね、とルミナスを選択したんです。
それから5年ほど経ちました。
その後はどうかというと。
ルミナスのラックにひどい錆が出てしまいました。

特に、キッチンに置いてあるものがひどいです。
柱が赤茶けてしまって。
ビンテージっぽいといえば、そう見えなくもないですが。
わたしはそういう趣向でもないんですね。
見るたびに哀しくなってしまいます。
でも、エレクターはさびてないんです。
20年以上たつのに、錆が出ていません。
HPを読んで理由が分かりました。
エレクターは長く使えるように、他社よりもメッキ加工の層を厚くしているそうです。

”高い耐食性の中でも最もこだわるのがサビに対する厳しさです。シェルフのメッキ厚は他社製品の5倍以上。他社製品は5年程度で錆が表面化しますが、エレクターシェルフは10年経っても錆の進行はさほど見られません。”
エレクター社HP「SDGsにおけるエレクターシェルフの責任」より
価格差は品質の差だったんですね。
もっと調べてから購入を決めればよかったです。
ルミナスラックのさび落とし
キッチンで錆びたルミナスラックを見るたびに気分が下がります。
使えなくなったわけではないから、買い替えるわけにもいかないし。
ウタマロを塗布したぞうきんで拭いてみましたが、まったく落ちませんでした。

思いついて、やすりをかけてみました。
メッキが薄そうだったので、やすりを水で濡らしてかるーく滑らす感じです。

ぞうきんで拭きとってから、ピカールをつけて磨いてみました。
完ぺきとはいいがたいですが、それでも錆がずいぶん落ちました。

注意点
意外なことに錆がひどいところの方がきれいになりました。
反対に、錆がまだらだと、やすりをかけても落ち切りません。
でも、あまりやすりをかけないようにしてあきらめることにしました。
ルミナスはメッキが薄い。
錆が落としきれないからと、強くやすりがけをしてしまうとメッキがとれる可能性があります。
また、ピカールも同様の理由で強くこすり続けないようにしました。
ピカールをした後のぞうきんには金属の粉がたくさんついています。
ピカールって、要は研磨剤なんですよね。
ラックのステンレスをこすってしまう。
だから、やりすぎないように気を付けつつ磨きました。
でもね。
やっぱりピカピカになるとうれしいから、ついついこっすちゃう。
研磨するのも疲れるから、そんなにできないんだけどね。

さいごに
錆びだらけのルミナスを磨いてみたお話はいかがだったでしょうか。
錆取りの方法を検索をかけても見つけられなかったので、書いてみました。
でも、実際にやってみる時には自己責任でお願いします。
ピカピカになったものの、この作業がどういう影響を及ぼすのか。
数年単位では観察しきれていないので、私自身も評価ができていないんです。

また、そんなに大きくないラックでもやすり掛け→ピカール磨きはけっこう大変でした。
やっぱりいいものを長く使う方が経済的なんだな、と学びました。
でも、ピカピカにしてよかったです。
見るたびに気分が上がります。
水道の蛇口や鏡などをピカピカにしておくと、運気が上がるそうなので。
きっと、我が家のステンレスラックもいい運気を連れてきてくれると思います。
気になる方は、試してみてはいかがでしょうか。
それでは また☆